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平成24年第2回定例議会(6月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年7月3日更新
 それでは、平成24年第1回定例会以降の諸般の報告を申し上げます。

 はじめに、防災対策について申し上げます。

 東日本大震災から1年余りが経過しました。この震災で私たちは、あらためて自然の猛威の恐ろしさを知り、同時に、災害に対する「備え」の重要性を学びました。

 そこで、近い将来発生すると言われている東南海・南海地震に向け、本年度から防災対策を強化するため、4月2日に防災担当の副町長を委員長とする各課横断的な「防災対策プロジェクトチーム(課題検討班)」を発足させました。

 まずは、防災対策上検討が必要な項目を洗い出すとともに、項目ごとの課題を抽出致しました。

 そして、新たに「防災対策プロジェクトチームの課題対策班」と「専門分野別のワーキンググループ」を設置して、課題の対策に向けて検討を進めていきます。また、町民総参加で安全・安心なまちづくりができるよう、様々な立場からの意見を反映するため、産業・学術・住民等の皆さんが参加する「防災対策会議(仮称)」を設置することとしています。

 そこで、本町の防災力の向上と地域課題に沿った防災研究を推進するため、愛媛大学防災情報研究センターと先月28日に「防災に関する相互協力協定」を締結いたしました。こうした締結は、県内市町において初めての取り組みであり、今後は、連携して調査・研究を進めてまいります。

 次に、環境対策について申し上げます。

 ごみ集積場所から資源ごみを持ち去ることを禁止し、その違反者には罰金を科する条例が、本年4月1日より施行されました。

 施行前には、チラシや張り紙、また、早朝パトロールにおいて違反者に直接指導するなど、周知を徹底いたしました。そのため、4月の収集量は3月と比較して、紙類が約2倍の91,600kg、缶類が約1.1倍の5,180kgとなっており、資源ごみの持ち去りが減少しております。

 4月以降も引き続き早朝パトロールを実施しておりますが、現在、違反者を発見することはなく、条例制定の効果があったものと思います。

 今後も、住民の皆様の情報提供をお願い致しますとともに、適正なごみの分別と更なる減量に心掛けていただきますようお願い申し上げます。

 次に、行政改革について申し上げます。

 「住民サービスの維持と健全な財政運営」を基本理念とする第7次行政改革大綱を平成23年度に策定し、各種事務事業の更なる見直しと無駄を徹底的に排除する行政改革に、全職員一丸となって取り組んでおります。

 特に、公の施設の管理運営方法につきましては、民間の能力を活用しつつ、住民のサービスの向上を図るとともに、経費の節減を図るため、指定管理者制度の積極的な導入について検討を進めています。

 福祉センタ―・児童館・義農通りふれあい広場の3施設については平成18年度から制度を導入しており、きめ細かいサービスによって利用者の増大と経費の節減が図られており、住民サービスの向上と効率的な管理運営ができています。

 そこで、松前総合文化センターと松前公園・松前公園体育館について指定管理者制度を導入するため、本議会に関係条例の改正案を提案しておりますので、よろしくご審議の程お願い申し上げます。

 次に、平成24年度国民健康保険税の税率について、申し上げます。

 平成24年度の国民健康保険特別会計については、国民健康保険税の課税所得の低下、また、保険給付費や後期高齢者支援金の増加に伴い、大幅な財源不足となっています。

 このため、本来ならば国民健康保険税率の改定が必要となりますが、国民健康保険財政調整基金からの繰入れ等により、平成24年度の税率は据え置き、被保険者の負担が増えないよう調整を図りました。

 なお、今回の繰入れにより基金残額がほとんどなくなることから、今後、財源不足が生じたときは、税率の改定が必要になります。

 次に、一般会計について申し上げます。

 今回の松前町一般会計補正予算(第1号)につきましては、既定の予算に歳入、歳出それぞれ2億6,936万3千円を追加し、歳入歳出予算の累計総額は、91億9,967万円、当初予算と比較いたしますと3.0%の増となっております。

 以下、補正予算の主要事項についてご説明いたします。

 まず、消防・防災の充実につきましては、町民の皆さんの防災意識を高めるため、津波体験者による講演会の開催等の経費を計上し、安全・安心なまちづくりを推進します。

 また、第1分団消防詰所整備事業の一層の促進を図るため関係経費を計上し、地域防災力の向上を図ります。

 上・下水道の整備につきましては、河川の管理及び排水環境を維持するための必要な経費を計上し、住環境の改善を図ります。

 学校教育の充実につきましては、安心して安全に学校生活が送れるよう、学校施設の耐震補強及び大規模改修工事を計画的に実施しているところですが、今回、岡田小学校体育館の整備に関する工事費を計上しています。

 また、同校に太陽光発電システムを設置し、校内の電気や災害時における避難所の非常用電源として活用するなど、新エネルギーを積極的に利用した環境にやさしい学校づくりを進めます。

 スポーツの振興につきましては、新しい国際ルールに対応するため、松前公園体育館のバスケットコートラインの改修に関する経費を計上し、利用しやすい施設の整備を図ります。

 農水産業の振興につきましては、集落が行う農地周辺の環境整備について、活動支援交付金に関する経費を追加計上し、水路・農道等の長寿命化対策の強化を図ります。

 また、老朽化した町管理揚水施設の改修及び撤去を行うことにより、農業用水の安定化を図ります。

 道路・交通網の充実につきましては、地域から要望のありました町道の歩道改良事業や筒井徳丸線の案内標識の設置など、町道整備事業を推進し、道路環境の改善を図ります。

 情報化の推進につきましては、戸籍法の改正により、戸籍受付帳の保存期間が50年から150年に延長されたことに伴い、現在保管している受付帳を電子ファイル化して、長期間の保存を図ります。

 コミュニティの育成につきましては、文化祭等の地域行事に使用する備品を配備するなど、コミュニティ活動の推進に向けた環境の整備に努め、地域住民の生活福祉の維持向上を図ります。

 その他、人事異動に伴います職員給与等の調整及び確定している不用額の減額補正を行っております。

 なお、一般会計の財源としましては、国・県支出金等の特定財源が、1億8,445万5千円、その他一般財源が8,490万8千円となっています。

 以上が今回の補正予算の概要であります。

なお、本定例会には

報告案件 2件

専決処分の承認 2件

条例案件 7件

予算案件 6件

 その他議決を求めるもの5件の、合わせて22件の議案を提出しております。

 各議案の詳細につきましては、提案理由の中でご説明申し上げたいと思います。

 何とぞ慎重にご審議の上、適切な議決を賜わりますようお願い申し上げまして、私の挨拶といたします。