トップページ > 町長の部屋 > 平成24年第3回定例議会(9月)

平成24年第3回定例議会(9月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年10月2日更新

 それでは、平成24年第2回定例会以降の諸般の報告を申し上げます。

 はじめに、防災対策について申し上げます。

 本年4月に発足した「防災対策プロジェクトチーム」では、「課題検討班」による課題の抽出後、「課題対策班」と「専門分野別のワーキンググループ」を設置して、課題に対する対策の検討を行っています。

 また、先月29日には、内閣府より「南海トラフの巨大地震による津波浸水域及び被害想定等」が出されました。新たな被害想定の内容を充分検証し、必要な対策の検討を行ってまいります。

 そのため、住民・企業・学術機関等の皆さんとの協働により、松前町の実情にあった防災対策を総合的に検討する「松前町災害に強い町をつくる会」を設置して協議を進めることとしています。

 一方、災害時における関係団体との連携・協力体制を構築するため、指定避難所への電気資器材の提供や道路の応急対応、仮設トイレの手配など、災害時の応急対策業務について、愛媛県電設業協会ならびに松前町土木部会と先月29日に協定を締結いたしました。緊急時の対応にご支援が頂けるものと考えています。

 さらに、先月2日から4日間、「東日本大震災復興支援・東北の大津波 空から見た被災地写真展」を開催いたしました。被災前の航空写真を併せて展示したことで、変わり果てた街の姿に、来場者の皆様は大津波の脅威を再認識していました。また、最終日には、被災地の石巻市の職員を招いて東北の大津波について話をして頂き、町民の皆様の防災意識の向上を図りました。

 次に、北黒田海岸整備事業について申し上げます。

 平成22年度から愛媛県が実施しております海岸堤防の整備工事は、全体延長460メートルのうち、平成23年度末現在で130メートルが施工済みとなっております。引き続き、本年度は65メートルの施工を予定しています。整備する堤防の高さは、基準となる海水面の高さから5.6メートル、現在の堤防の高さからは、0.9メートルから1.5メートルの嵩上げとなります。

 また、同海岸の水産加工場の移転につきましては、6月に移転地の開発許可を受けましたので、整備工事に向けてさらなる推進を県に対して引き続き要望してまいります。

 次に、南黒田工業団地について申し上げます。

 工業団地の開発予定地には、伊予市鳥ノ木北団地が隣接しており、地元住民からは「造成による浸水被害」を懸念する声がありました。

 そこで、愛媛大学に依頼して洪水による住宅地や農地等への影響について調査・検証を行った結果、造成による影響はないことが確認されましたので、先般、土地開発公社の理事・幹事に「洪水影響調査」の説明を行いました。

 今後は、速やかに地権者の皆様等に説明会を開催し理解を求めてまいります。

 次に、ふるさと納税について申し上げます。

 平成23年度中に松前町に寄せられたふるさと納税は、19件、123万5千円でございました。

 寄附をして頂いた方が希望する使途は、福祉・保健分野に101万5千円、生活環境分野に11万円、教育・文化分野に3万円、町長におまかせが8万円となっており、本議会に関係予算を計上しています。

 次に、まさき夏祭りについて申し上げます。

 8月4日に実施した夏祭りでは、「はんぎり競漕」に、子どもから大人まで幅広い年齢層から参加を頂き、猛暑に負けない熱い戦いが繰り広げられました。

 また、まさき音頭には、趣向を凝らした22の連が明るく元気な踊りを繰り広げました。延べ3万人が参加した今年の祭りは、まさきを熱くする賑わいのある一日となりました。

 次に、一般会計について申し上げます。

 今回の松前町一般会計補正予算(第2号)につきましては、既定の予算に歳入、歳出それぞれ6,935万2千円を追加し、歳入歳出予算の累計総額は、92億6,902万2千円、6月補正予算と比較いたしますと0.8%の増となっております。

 以下、補正予算の主要事項についてご説明いたします。

 まず、地域福祉の充実につきましては、高齢者等の社会的弱者に対する日常的な支え合い活動の体制づくりを推進するため、地域活動の拠点整備事業へ支援を行うなど、地域資源を活用したネットワークの整備を進めていきます。

 学校教育の充実につきましては、映像教材を利用して解りやすい授業の充実を図るため、液晶プロジェクター等の小学校教具の整備を促進します。

 また、幼稚園就園奨励事業では、所得税法の改正に伴う年少扶養控除が廃止になる世帯の経済的負担の軽減を図るため、就園奨励費補助金を増額します。

 文化芸術の振興につきましては、年末の恒例となっております「松前町第九演奏会」に対し支援を行い、芸術・文化の向上を図ります。

 農水産業の振興につきましては、土地改良事業として町内4ヶ所の水路や農道の改良工事等を行い、農業基盤の適正な管理を推進し、農業経営の安定化を図ります。併せて、老朽化の著しいため池については、愛媛県が実施している整備事業へ負担金を支出いたします。

 また、農業者の高齢化や後継者不足などの対策として、集落営農組織等の確保・育成を推進する経費を計上して、地域農業の維持・発展を図ります。

 市街地の整備につきましては、敷地の寄付を受けて、町が老朽建物を除去することで、指定地域の住環境の改善に向けた取り組みを進めておりますが、事業費を増額して一層の進捗を図ります。

 なお、一般会計の財源としましては、国・県支出金等の特定財源が、2,606万8千円、その他一般財源が4,328万4千円となっています。

 以上が今回の補正予算の概要であります。

 なお、本定例会には

報告案件 1件

専決処分の承認 1件

決算認定 2件

条例案件 3件

予算案件 4件

 その他議決を求めるもの1件、議会の同意を求めるもの1件の、合わせて13件の議案を提出しております。

 各議案の詳細につきましては、提案理由の中でご説明申し上げたいと思います。

 何とぞ慎重にご審議の上、適切な議決を賜わりますようお願い申し上げまして、私の挨拶といたします。