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平成26年第1回定例議会(3月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年3月5日更新

 それでは、平成26年第1回定例会の開会にあたり、上程しております各議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。

 はじめに、産業の振興について申し上げます。

 1月11、12日の2日間、東京国際フォーラムで開催された「町イチ!村イチ!2014」に初めて参加して参りました。

このイベントは、全国の町村が持っている特産品や観光資源などの「一押しの宝」を首都圏に発信するために、全国町村会が主催した地域おこしのイベントで、全国から342の町村が参加しました。

前回を上回る約5万2千人の来場があり、入場制限が設けられるほどの大盛況の中、特産品のPRを行いました。

また、1月29日から2月4日までの1週間、昨年に続いて名古屋の名鉄百貨店で「まさき町うまいものフェア」を開催しました。

今回は、町内五つの事業者が出展し、日本一の生産量を誇る小魚珍味をはじめ、麦みそや釜揚げしらすなど、35点の松前の恵みを販売しました。

「昨年買って、美味しかったからまた来ました。」というリピーターの方をはじめ、大勢の方にご来場いただくなど、松前の製造技術の高さと知名度の向上を実感できるフェアとなりました。

今後も、官民一体となって、まちと特産品を積極的にPRして参ります。

 次に、国民体育大会について申し上げます。

 ホッケー場につきましては、用地の取得と実施設計が今年度で完了しました。

国体が円滑に開催できるよう、平成26年度には、各種団体との準備組織の設置を検討しており、計画的な施設の整備と併せて、住民への周知と機運の醸成を図って参ります。

 次に、公共施設の指定管理について申し上げます。

 昨年4月より、松前総合文化センターと松前公園に指定管理者を導入し、1年が経過しようとしています。

いずれの施設も工夫を凝らしたイベントを開催したり、専門職員の配置や、早朝の施設貸出しを行うなど、利用者へのサービスの向上に努め、適正な管理運営が行われています。

また、総合福祉センターと児童館につきましては、平成18年度より松前町社会福祉協議会が経費の節減やサービスの向上に努め、適正な管理を行ってきたことを踏まえて、平成26年度以降も引き続き指定管理者として指定したいと考えており、本定例会に関係議案を提出しております。

 次に、町制施行60周年について申し上げます。

 平成27年3月に、松前町は合併60周年を迎えます。

60年は人生に例えると還暦にあたり、第二の人生への新たな出発を意味しており、この記念すべき節目の年を住民のみなさんと共にお祝いして、松前町の更なる発展につなげていきたいと考えています。

厳しい財政状況の中ではありますが、記念事業が町民のみなさんや松前町を訪れる方々が参加できるものになるよう、知恵と工夫による事業の実施に向けて、若手職員を中心としたプロジェクトチームを立ち上げました。今後は、住民の代表者を含めた実行委員会を設置して、町制60周年について検討を重ねて参ります。

 次に、水道事業について申し上げます。

 本町では安心・安全な水道水を安定して供給するために、平成14年度から「松前町上水道第6次拡張事業計画」に基づき、恵久美浄水場の整備を行い、今月中には北伊予浄水場が供用開始となる予定で、今後は西古泉浄水場の整備も計画しています。

また、今後発生が想定される大震災に向けて、水道管の耐震化や老朽化対策なども重要課題として取り組んでいく必要があり、これに伴う経費の増加が見込まれています。

水道事業は、使用者の皆さんにお支払いいただく水道料金によって運営されており、これまでも経営の効率化・合理化を図り、諸経費・人件費などコスト縮減に向けた経営努力を続けてきましたが、節水型社会の進展や世帯人員の減少などにより、使用水量は減少し、今後の収入と事業費の見込みを考慮すると、健全経営は極めて困難な状況になります。

こうした状況から、料金改定を行い、財政の健全化を図るものとし、本定例会に関係議案を提出しております。

 次に、国民健康保険税について申し上げます。

 平成26年度の国民健康保険特別会計につきましては、歳出において、被保険者数が減少し、保険給付費が減額となるものの、歳入においても、前期高齢者交付金の大幅な減額や国保税の制度改正による軽減措置の拡大などにより、非常に厳しい状況となっています。

そのため、予算編成にあたっては、平成25年度決算見込みによる繰越金を増額計上すると共に、財政調整基金から残高の半分近くを繰り入れることにいたしました。

国民健康保険税率の引き上げにつきましては、決算及び所得が確定する本年5月の時点で、財政状況を踏まえて検討を行いたいと思います。

 次に、後期高齢者医療制度について申し上げます。

 後期高齢者医療の保険料率は、2年ごとに改定されることになっており、平成26年度から新たな保険料率となります。

平成26・27年度の後期高齢者医療費は、被保険者数の増加や医療の高度化などにより、平成24・25年度に比べ、4.3%の伸びが見込まれています。

そのため、先月開催された広域連合議会において、平均で496円、率にして0.93%引き上げることになりました。

なお、改定にあたっては、急激な負担の増加とならないよう、県が設置している財政安定化基金から繰入れを行うこととしています。

また、賦課限度額は2万円引き上げられ、57万円となります。

 次に、平成26年度一般会計当初予算について申し上げます。

 日本経済は、国の積極的な経済対策により、内閣府の1月の月例経済報告では、景気は緩やかに回復しており、先行きについても、輸出が持ち直しに向かい、各種政策の効果が下支えするなかで、家計所得や投資が増加し、景気の回復基調が続くことが期待されています。

一方で、「海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。」との指摘や、消費税率引上げに伴う駆け込み需要及びその反動が見込まれることから、不安定要素も存在し、依然として不透明な状況が続くものと見込まれます。

 松前町の平成26年度予算の歳入について、地方消費税交付金は、一定の改善が見込まれますが、普通交付税は、情報も少なく予想が困難であり、予断を許さない状況となっています。

歳出については、人件費、物件費等において削減が図れたものの、福祉サービス等の扶助費及び特別会計に対する繰出金が増加していることにより、引き続き大幅な財源不足に陥っており、依然として厳しい財政状況が続いています。

そこで、平成26年度については、前年度に増して既存の経常的経費等について創意工夫による節減に努めるとともに、限られた財源を真に必要な事業に重点配分するため、選択と集中により事業の優先順位付けを行い、効率的に事業選択を行っています。

このような厳しい状況ではありますが、新たな行政課題や社会経済情勢の変化に的確に対応し、第4次総合計画の将来像である「水きらめき 笑顔あふれる ライフタウン・まさき」の実現に向けた重点的な予算配分を行っています。

 以上が、諸般の報告であります。

 なお、本定例会には

条例案件  6件

予算案件 11件

 その他、議決を求めるもの4件、同意を求めるもの1件の、合わせて22件の議案を提出しております。

各議案の詳細につきましては、提案理由の中でご説明申し上げたいと思います。

 何とぞ慎重にご審議の上、適切な議決を賜わりますようお願い申し上げまして、私の挨拶といたします。