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平成29年第1回定例議会(3月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年3月10日更新

 それでは、平成29年第1回定例会の開会に当たり、上程しております各議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。

 初めに、おしゃれなまさき推進事業について申し上げます。

 町長に就任した時に、皆様にお約束いたしました5つのまちづくりのうち、「快適で、文化的で、お洒落なまちづくり」の実現のため、今年度から新たにおしゃれなまさき推進事業を実施いたしました。

 この事業は、町が実施する各事業におしゃれな要素を付加することによって、町内随所におしゃれなポイントを創り出そうとするもので、各担当から提案のあった事業について、デザイン関連の有識者の女性にも参加いただいた審査委員会において検討を行いました。

 今年度は、義農橋への麦をデザインしたパネルの設置、庚申橋へのデザイン性のある鋼製高欄の採用、北伊予小学校放課後児童クラブ南側の町道沿いに設けた歩道への、花びらをイメージしたインターロッキングブロックの敷設、これら3つの事業を実施しました。

 今後も、町内随所におしゃれな要素を取り入れ、若い世代に「住んでみたい」と思ってもらえるような、まちづくりを推進してまいります。

 次に、防災対策について申し上げます。

 消防団の機能強化として整備を進めてまいりました第4分団消防詰所が完成し、先月22日に落成式を執り行いました。

 この詰所は、消防用のホースを乾燥させる設備である電動ホースリフターや耐震性の防火水槽を備えており、地域の皆さんの安全・安心の確保のために、地域の防災活動の拠点として、大きな役割を果たしてくれるものと期待しております。 

 今後も、施設整備を計画的に進め、地域防災力の強化に努めたいと考えております。

 次に、国民体育大会及び全国障害者スポーツ大会について申し上げます。

 いよいよ国体イヤーを迎え、愛顔つなぐえひめ国体開会まで後212日、えひめ大会開会まで後240日となりました。

 これまで、実行委員会と連携して、全国から訪れた大会参加者や観覧者の方々を暖かくお迎えするためのおもてなしや町民総参加となるためのボランティアスタッフの募集、競技別リハーサル大会の実施など、えひめ国体並びにえひめ大会成功のために様々な準備を行ってまいりました。

 また、5月28日には松前公園体育館において、全国障害者スポーツ大会リハーサル大会として、卓球及びサウンドテーブルテニス競技を実施し、競技運営の向上を図ってまいります。

 町民の皆様におきましてはぜひ会場で御観戦いただきますようお願いいたします。

 今後も、愛顔つなぐえひめ国体・えひめ大会の周知と機運の醸成を図り、全国から訪れる選手・監督や大会関係者、観覧者の方々を「オールまさき」で温かくお迎えできるよう準備を進めてまいりますので、町民の皆様には、ボランティアや会場での応援など様々な形で参加いただき、「町民総参加の大会」となりますよう御理解、御協力をお願い申し上げます。

 次に、放課後児童クラブの施設整備について申し上げます。

 整備を進めておりました北伊予校区の放課後児童クラブの新しい施設が、北伊予小学校運動場の南側、思い出の庭跡地に完成いたしました。

 3つの教室を備えた木造2階建ての新しい施設では、小学校6年生までの児童120名の受け入れが可能となり、来月1日より運用を開始いたします。

 今後、松前校区、岡田校区の放課後児童クラブにつきましても、引き続き計画的に整備を進め、子育て環境の施設整備に努めてまいります。

 次に、公共下水道事業について申し上げます。

 国では、下水道事業等について、民間企業の会計基準と同様の公営企業会計の適用に向け、平成27年度から平成31年度までの間を、集中取組期間とし、地方自治体に対して、公営企業会計の適用要請と支援を推進しております。

 公営企業会計を適用すると、民間企業と同様の精度の高い財務諸表を作成することにより、経営・資産等を正確に把握することが可能となり、経営基盤の強化や財政マネジメントの向上等が期待されます。

 このため、本町の公共下水道事業においても、住民生活に密着した公営企業として経営基盤を強化し、住民サービスの向上に繋がるよう、平成32年度予算から公営企業会計を適用するため、来年度から円滑な公営企業会計の適用に向けて準備を進めてまいります。

 次に、地方税の滞納対策について申し上げます。

 昨年9月から愛媛県との連携施策として、本町と愛媛県中予地方局の税務職員を相互に併任するなど、差押え等の滞納整理の体制を強化し、更なる徴収確保に努めております。

 中予で初めてとなるこの取組により、取組の開始から4ヶ月の間に、県に引き継ぎした処理困難事案について、徴収率で30%以上、完納者の率で35%以上の実績を上げております。

 また、中予地方局と合同で滞納整理業務を実施することで、捜索やタイヤロックの手法など、新たな滞納整理手法について学ぶことができました。

 今後も、公平負担の原則の下、積極的かつ効率のよい徴収事務に取り組み、滞納整理業務を強化してまいります。

 次に、国際交流について申し上げます。

 国際化が進展する中で、今後、町の将来を担う国際人の育成、並びに、異なる文化や価値観を認め合う地域社会づくりが必要になってまいります。

 そこで、国際交流を推進するため、オーストラリア ニューサウスウェールズ州にあるホッケーの強豪クラブ「ブッシュレンジャーズ」の高校生男女を招へいし、4月15・16日の2日間、松前町ホッケー公園において、国際交流(ホッケー交流)事業を実施いたします。

 この事業では、伊予高校ホッケー部で構成する、えひめ国体ホッケー少年男子愛媛選抜及び少年女子愛媛選抜チームとの交流試合を通して競技力の向上を図るとともに、選手間同士の交流行事の中で、高校生が、異なる文化に対する理解と友好を深め、国際感覚を身につけることを目的としています。

 町民の皆様には、是非、ホッケー公園で御観戦いただき、選手の皆さんに熱い声援を送ってくださいますようお願いいたします。

 次に、産業振興について申し上げます。

 松山圏域の3市3町が連携して、中小・零細企業の販路開拓及び拡大を支援しようと、1月19日に松山市総合コミュニティセンターにおいて「松山圏域中小企業販路開拓市」を開催いたしました。

  「食」をテーマにしたこの販路開拓市は、海外からの参加を含め、県外の百貨店やスーパーなどの大手流通業から、県内の食品販売等のバイヤー、仕入れ担当者まで、29社がブースを設け、新規取引を希望する地元に本社・本店のある中小・零細企業が、自社製造・生産品を直接売り込む「逆」商談会形式で行われ、松前町からは、珍味業者など5社が参加し、新たな販路の獲得に向けて商談を重ねていました。

 今後も、松山圏域で連携しながら、官民一体となって地域経済の活性化を図ってまいります。

 また、今年度実施しております「芽吹きと実りのはだか麦プロジェクト」の一環として、1月26日から2月8日の間、東京の複合商業施設“渋谷ヒカリエ”内の飲食店15店舗において、愛媛県産のはだか麦を使った飲食フェア「食ラボmeetsはだか麦」を開催いたしました。

 各店舗では、和食・洋食・中華やデザートなど、はだか麦を取り入れた16種類のヘルシー・ビューティーメニューを期間限定で提供していただき、健康志向が強い都会の方々に好評を得ることができました。

 このフェア開催の前日には、渋谷ヒカリエ内においてメディア発表会を開催し、私自らはだか麦のPRを行ってまいりました。

 発表会には、22社の報道関係者に御来場いただき、健康と美をテーマとした今回のフェアへの関心の高さを感じることができました。

 このプロジェクトでは、民間事業者と連携を図りながら、知名度の低かったはだか麦のPRや新しいスイーツ開発などの取組を進めており、今後も引き続き、商品開発や販路開拓に係る支援を行ってまいります。

 農業振興につきましては、町独自の農業施策に、町内の若手農業者の意見を取り入れることを目的に、昨年の10月からスタートした松前町若手農業者検討会議は、先月24日に今年度最後の会議を開催しました。

 3回にわたって開催した会議では、担い手の確保や農地集積、町の優れた産品のブランド化、生産力向上に向けての取組等、今後の松前町の農業の活性化につながる様々な御意見をいただきました。

 厳しい財政状況の中ではありますが、松山市農協等と連携を図りながら、頂戴した御意見を農業施策に反映させ、今後の農業振興に生かしてまいります。

 次に、工場立地について申し上げます。

 このたび、東レ株式会社愛媛工場において、燃料電池の部品となる電極基材用カーボンペーパーの、国内初の大型生産設備を新設することが決定し、先月22日に発表されました。

 愛媛工場への新設は、県とともに要請していたものであり、地元自治体として大変ありがたく思っています。

 工場の新設は、雇用の創出と地域経済の活性化に資するものと期待しており、今後は、円滑な操業に向け、県とともに支援してまいります。

 次に、協働による地域づくりサポート事業について申し上げます。

 昨年度、住民主体の地域づくりを目的として開催いたしました「住民集会」において、町民が主体となって新たな観光資源の開発に取り組むこととなり、これを具体化するため、この「住民集会」参加者が中心となって、「まちづくりミーティング~まさきのいいとこ見つけ隊~」が昨年の8月から4回にわたり開催され、町もこれを支援いたしました。

 公募により、高校生から高齢者まで幅広い年齢層の53名の皆様が参加したこの会では、松前のいいものや、いいところについて意見を出し合ったり、実際に自転車に乗って町内のいいところを巡ったりなど、積極的に活動し、その成果として、12月18日に開催した発表会では、自転車の利用を主とした町内を周遊する10種類のルートの提案がありました。

 メンバーの皆様は、今後、更に活動を継続し、この提案を磨き上げるとのことです。

 また、昨年の秋には、町内に初めてのガイドボランティアグループも誕生しており、新たな観光資源の開発とともに、町の観光発展の一翼を担ってくれることを期待しています。

 町といたしましても、こうした住民主体の地域づくり活動を大変心強く思っているところであり、今後の動向の把握と効果的な支援を行い、住民主体、行政参加による協働のまちづくりを推進してまいります。

 以上が諸般の報告であります。

 なお、本定例会には

 報告案件  2件

 条例案件  8件

 予算案件  11件

 合わせて21件の議案を提出しております。

 各議案の詳細につきましては、提案理由の中で御説明申し上げたいと思います。

 何とぞ慎重に御審議の上、適切な御議決を賜わりますようお願い申し上げまして、挨拶といたします。