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平成29年第4回定例議会(12月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年12月8日更新

 それでは、平成29年第4回定例会の開会に当たり、上程しております各議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。

 まず、防災対策について申し上げます。

 9月17日の午後、非常に大型で強い台風18号が、愛媛県に最も接近し、町内では、近年まれにみる激しい雨が降り、また、満潮時刻と重なったことで、重信川が戦後最高水位となる5.65メートルを観測し、溢水又は堤防決壊のおそれが生じたほか、長尾谷川でも氾濫のおそれがあるところまで水位が上昇したことから、本町では初めて、被害が想定される地区に対し避難勧告を発令し、町内各避難所に600人以上の方が避難されるなど、これまでの災害対応にはなかった状況となりました。

 幸い人的な被害はなかったものの、住家の床上・床下浸水や道路冠水等の被害が多数発生し、緊急対策として、消毒やし尿汲み取り、災害廃棄物の回収などの復旧作業を行いました。併せて床上浸水被害世帯につきましては、1世帯につき1万円の災害見舞金を給付しました。改めて被害を受けられた皆様に、心からお見舞い申し上げます。また、短時間に土のう要請が集中したことから、一部、要請に対応できない事態となりましたことを心からお詫び申し上げます。

 町としましては、今回の災害対応の検証を行い、改善策を構築し、今後の災害に備えることが重要と考えております。まずは課題の把握のため、様々な方面からの御意見をいただきたいとの思いから、今回の台風の概要や町の対応等について報告書を取りまとめ、議員各位と各自主防災会長へお渡しするとともに、ホームページにも公表し、広く町民の皆様にお知らせしたところです。

 また、先月9日には、各自主防災会長等との意見交換会を開催し、各地区における対応や課題等について御意見をいただきました。

 今後は、避難所となった学校、消防団などの皆様から頂戴した御意見と併せて、それぞれの課題について改善策を講じ、更なる防災力の向上に努めてまいります。 

 次に、国民体育大会及び全国障害者スポーツ大会について申し上げます。

 愛顔(えがお)つなぐえひめ国体では、10月1日から5日までの5日間ホッケー少年男女を、10月2日から4日までの3日間ライフル射撃センター・ファイア・ピストルを、10月5日から9日までの5日間ボクシングを、また、愛顔(えがお)つなぐえひめ大会では、10月28日及び29日の2日間卓球及びサウンドテーブルテニスを、町内の各競技会場で開催いたしました。

 えひめ国体には3競技合わせて延べ1万8千人、えひめ大会には延べ2千8百人の方々が、本町を訪れました。

 全国からお越しいただいた皆様をオール松前でおもてなしをしようと、町内の小・中学生や幼稚園児・保育園児による花プランターの栽培、手づくり応援のぼり旗や手づくり歓迎パネルの作製、伊予高生による横断幕の作製、各種団体によるおもてなし料理の提供や売店等の出店、ボランティアスタッフとしての支援、町内小中学校単位での応援観戦や行政区単位で結成する地域応援団による県外チームの応援など、たくさんの町民の皆様に御参加をいただきましたお蔭で、「松前の国体はよかった」と来町された多くの皆さんに満足していただきました。改めて、御支援、御協力を賜りました皆様に厚くお礼を申し上げます。

 今後は、競技会場となった松前町ホッケー公園を活用したホッケー普及事業を進め、町のホッケー人口の拡大や競技力の向上に努めるとともに、町外からの大会誘致や強豪チームの招へいにより、交流人口の拡大や地域の活性化を図るなど、ホッケーの聖地・松前を目指して、「ホッケーのまちづくり」を推進してまいります。

 また、えひめ国体・えひめ大会への御臨席と地方事情御視察のため、高円宮絢子女王殿下と高円宮久子妃殿下が本町にお成りになりました。

 絢子女王殿下には、10月4日、松前町ホッケー公園においてホッケー競技少年男子の準決勝を御覧いただいたほか、役場で開催した御昼食会では、義農作兵衛翁やはだか麦、はんぎり競漕など本町の魅力をお伝えすることができました。

 久子妃殿下には、10月30日、松前町ホッケー公園において、伊予高校ホッケー部の紅白試合を御観戦いただきました。

 両殿下にお成りいただきましたことは、本町にとって大変光栄なことであり、奉送迎に参加された町民の皆様にとっても、またとない皇室の方々との触れ合いの場となりました。

 次に、ごみの減量対策について申し上げます。

 家庭ごみの分別や排出等、ごみに関する様々な情報を手軽に入手できるよう、スマートフォンでダウンロードして利用できるごみ分別アプリの配信を10月1日から開始しました。

 このアプリでは、ごみの収集カレンダーや、ごみの出し方が一目でわかる「ごみ分別の手引き」、50音順で分別区分が確認できる「ごみ分別早見表」などが利用できます。また、収集日の前日と当日には、ごみの種類をアラートでお知らせする、出し忘れ防止機能や、粗大ごみの受付開始や年末年始の臨時ごみ回収情報などといった、町からのお知らせを受けることができる便利な機能を備えております。

 本アプリのダウンロード数は11月末時点で210件となっており、今後、より多くの町民の皆様に利用していただけるよう、さらに広報に努めるとともに、利便性についても追求してまいります。

 次に、産業振興について申し上げます。

 先月の11日と12日の2日間、エミフルMASAKIのまさき村前駐車場を会場に、第5回松前町産業まつり「たわわ祭」を開催いたしました。今年も天候にも恵まれ、延べ2万4千人の方にお越しいただきました。

 会場では、町内の産業を紹介する「まごころ」「ふれあい」「めぐみ」の大きく3つのブースに分かれて、町内産業を支える事業者や関係団体など合わせて54団体に御参加いただき、旬の野菜や鮮魚をはじめ、松前町で生産・加工された商品の販売のほか、工業製品の展示などを行いました。また、特設ステージではライブやじゃんけん大会、アニメキャラクターショーなどで大いに盛り上がりました。

 また、12日には、芽吹きと実りのはだか麦プロジェクトにおいて開発した、はだか麦を使った新感覚おやつ「はだかむぎゅ」の市販化に向けて、キッチンカーを使ったテスト販売を行い、大変好評を得ました。

 今後も、まちと特産品を積極的にPRし、産業振興による活発で活力あるまちづくりを推進してまいります。

 以上が、諸般の報告であります。

 なお、本定例会には

 専決処分の承認  1件

 条例案件  3件

 予算案件  4件

 その他、議決を求めるもの6件、合わせて14件の議案を提出しております。

 各議案の詳細につきましては、提案理由の中で御説明申し上げたいと思います。

 何とぞ慎重に御審議の上、適切な議決を賜わりますようお願い申し上げまして、私の挨拶といたします。