MASAKI

義農大賞

Gino Award

- 義農大賞 表彰式イベント-

他者を思いやる心を持ち、義農精神を体現する活動を行っている個人・団体の功績を表彰する『義農大賞』。
松前町主催で今回初開催です。
表彰式のほかに、受賞者の功績動画の放映、義農大賞審査委員長 アグネス・チャンさんの講演、新作能「義農」の公演もあります。

~ 義農大賞選考完了のお知らせ ~

この度は、義農大賞に御応募いただき、誠にありがとうございました。
義農大賞審査委員会を開催し、義農大賞を決定しましたので、お知らせいたします。
なお、義農大賞に選ばれた方の発表は、義農大賞表彰イベント(令和4年4月23日開催予定)の中で行いますので、現時点では非公表です。御了承ください。
(ご応募いただいた方には、結果を直接ご連絡させていただきます。)

ご応募頂いた活動の一部を紹介します。

活動紹介

義農大賞とは?

What's the Gino Award?

義農精神を持ち、活動を続けている個人・団体の功績を表彰するもの

義農精神とは?

What's the spirit of Gino?

自分のことよりも他者を思いやる心、「利他の精神」

募集要項はこちら
募集を締め切りました

松前町の偉人「義農作兵衛」とは?

義農作兵衛(1688年~1732年)

義農作兵衛は、松山藩筒井村(現松前町筒井)の貧しい農家に生まれました。当時は、儒教思想に基づく家族制度と、士農工商という厳しい身分制度が確立された封建時代で、作兵衛は、幼い頃から農業に励みました。
 享保の大飢饉の時、人々は食べる物もなく、餓死者が続出しました。こうした中で、作兵衛は、毎日休むことなく耕作に精励していましたが、遂に飢えのため、田んぼに昏倒してしまいました。

近隣の者が、「命に代えられぬでの、その麦種を食べてはどうか。」と勧めましたが、作兵衛は「農は国の基、種子は農の本。一粒の種子が来年には百粒にも千粒にもなる。僅かの日生きる自分が食してしまって、どうして来年の種子ができるか。身を犠牲にして幾百人の命を救うことができたら私の本望である。」と言い、麦種一粒食することなく、後世に残し、大義に死にました。
 安永6 年、尊い彼の死に対し、藩主松平定静は、碑を建立し、明治14 年には義農神社、そして、大正2年には頌徳碑が建立されました。このように、義農作兵衛の精神は「義農精神」として、今日も脈々と受け継がれています。

松前町HP「郷土の偉人 義農作兵衛」より