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令和元年9月1日、松前町総合防災訓練を行いました。
今回は南海トラフ巨大地震を想定した訓練を行い、各地区の自主防災組織や消防団など、400人近くが参加しました。
メイン会場の岡田中学校では、体育館内で、上高柳・恵久美・昌農内・塩屋地区による避難所設営・運営訓練を、体育館の一部と武道場前で、大間・西高柳・西古泉・北川原地区による体験ブース訓練を行いました。
避難所設営・運営訓練では、避難所運営会議で各地区が運営を行うに当たって必要な班に分かれ、区画整理やトイレ設置箇所等の検討、要配慮者のフォローや炊出し等、参加者各々が考えて行うブラインド方式で訓練を行いました。
体験ブース訓練では、各自主防災組織から訓練指導員として2名ずつ協力いただき、参加者の指導に当たっていただきました。
また、町の総合防災訓練としては初めてとなる、民間の福祉施設と連携した、福祉避難所開設訓練を行いました。これは、福祉避難所開設依頼から指定避難所~福祉避難所間の移送、福祉避難所での要配慮者受入れを行ったものです。
公助による火災防ぎょ訓練では、地震で近隣の消火栓が使用できないことを想定に、プールの水を使用し、松前消防団岡田方面隊の各班が保有しているホース等を使用し、消火する訓練を行いました。
松前・北伊予校区内のサブ会場については、避難訓練、防災行政無線の音声配信サービス登録啓発等が行われました。
上記以外にも、炊出し時に災害協定締結先である愛媛県Lpガス協会松山支部から(株)向井燃料が応援に来ていただく等、様々な訓練が行われました。
今回の訓練を踏まえ、南海トラフ巨大地震は必ず起きる。だからこそ、どう備えるかを考えてください。