ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 新型コロナウイルス関連情報 > 「新型コロナウイルス感染症」高齢者の皆さんに気を付けていただきたいポイント

本文

「新型コロナウイルス感染症」高齢者の皆さんに気を付けていただきたいポイント

印刷ページ表示 更新日:2020年4月11日更新

「新型コロナウイルス感染症」高齢者の皆さんに気を付けていただきたいポイント

 新型コロナウイルス感染症は、高齢者や基礎疾患がある方は、たとえ元気な状態からでも重症化しやすい、と言われています。

 国内の新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、予防対策として、手洗い、マスクの着用、人が多く集まる場所を避けることなどが有効、と言われており、これらの感染予防の徹底のお願いに加えて、3月2日(月曜日)からは町主催の介護予防教室等を中止しています。

 一方で、教室や集まりの場が中止になることで、外出機会を失ったことにより、高齢者の方々の孤独や活動量の低下による健康への影響も心配されています。

 そこで、先の見えない自粛が続く状況でも、活動量を維持して、元気にお住いのところでお過ごしいただけるよう、ご自宅でできる取り組みなどをご紹介します。

「新型コロナウイルス感染症」高齢者として気をつけたいポイント

 人が多く集まる場所を避けることなどが言われており、家に閉じこもりがちになりますが、高齢者にとっては合わせて「動かないこと(生活不活発)」による健康への影響が心配されます。

 「生活不活発」により、フレイル(虚弱)が進み、心身や脳の機能が低下していきます。動かない時間を減らし、自宅でもできるちょっとした運動でフレイルを予防しましょう。

 3月に日本老年医学会が、先の見えない自粛生活により、フレイルの進行を予防するための一般向けリーフレットを作成し、厚生労働省から各市区町村に向けて情報発信がされました。ご覧いただき、フレイルを予防し、抵抗力を下げないようにしましょう。

教室や集いの場がお休みの時にするといいこと

 感染症拡大を防ぐため、様々な集いの場や教室がお休みになっています。
 今だからこそできる健康づくりはあります。あなたにあった方法を試して、実践してみましょう。

 下の資料をご参考にされてください。

1)友だちや家族と電話やメールでやりとりする

 直接会うのではなく、電話やメールでやりとりしてみてはどうでしょう?

 人とつながることで、心が元気になります。

 

2)家の中で運動する

 家の中でできる運動をしましょう!

 運動することで、活動量をあげ、体力の低下を防ぎます。

松前町オリジナルの2つの介護予防体操で足腰の筋力Up!!

 「元気な人はいつまでも元気なままでいられるように」

 「ちょっと弱ってきたな、という人には元気を回復するために」

 「サービスなどの支援が必要でも自分でできることは少しでも自分でできるように」

 このように介護予防は誰にでも必要な取り組みです。

 松前町では介護サービスを使う人で「足腰の弱り」「転倒・骨折」などが原因である方が上位を占めます。

 そのため、足腰の筋力をつけること目的とした2つの体操で、介護予防・健康づくりに取り組んでいます。

まっさき元気体操

 瀬戸内海をテーマにした「瀬戸の花嫁」にあわせて、口ずさみながら運動するのが特徴です。

 どこでも、どのようなからだの状態の人でも取り組みやすいように、「イス座位」「立位」「床座位(長座位)」3つのバージョンで構成されています。

 1回で3分少々の曲ですので、どなたでも簡単に取り組めるものになっています。歌いながら行うことで、酸素を取り込み、のびやかな筋肉をつくることができます。

 まっさき元気体操【イス座位】 [PDFファイル/753KB]

 まっさき元気体操【立位】 [PDFファイル/776KB]

 まっさき元気体操【床座位(長座位)】 [PDFファイル/757KB]

コロバーンド体操

 平成26年から松前町では介護予防・健康づくりにリハビリテーション専門職である「理学療法士」の皆さんにもご協力いただいています。公益社団法人愛媛県理学療法士会が松前町の高齢者の筋力Upを目的として考案したオリジナルの介護予防体操が「コロバーンド体操」です。

 「コロバーンド」というゴムバンドを使用して簡単にできる8種類の筋力トレーニングとストレッチで、転倒予防、肩こり予防、腰痛予防などに効果があります。

 「イス座位」と「床座位(長座位)」2つのバージョンがあります。

 

3)散歩をする

 国の情報によると「(1)換気の悪い密閉空間」「(2)多数が集まる密集場所」「(3)間近で会話や発声をする密接場面」の3条件がそろう場所が集団発生のリスクが高い、とされています。

 散歩やウオーキングは効果的な新型コロナウイルス感染症対策とされています。天気のいい日には日の光を浴びて、散歩することで、免疫力を高めるのもいいですね。ただし、人込みは避けましょう。

脳活ウオーキングのすすめ

 広報まさき4月号でもご紹介した「脳活ウオーキング」。

 ウォーキングは生活習慣病予防や認知機能の維持・向上、健康寿命を延ばすのに有効な健康法です。

 厚生労働省の提唱する「健康日本21(第2次)」では、65歳以上の人の一日の目標歩数を男性7,000歩、女性6,000歩としています。これからはじめる人は無理をせず少しずつ歩数を伸ばして、歩く習慣を身につけましょう。

 下の資料に、基本的な正しいウオーキングの姿勢、靴の選び方、脳活ウオーキングについて紹介しています。ぜひご覧ください。

 脳活ウオーキングのすすめ [PDFファイル/498KB]

 

4)その他

 今まで教室や集いの場などで学んだことや体験したことをご自宅で実践してみましょう。

 あなた自身が「今何ができるか」を考え、実践することが大切です。

 このページでご紹介している様々なこともぜひ参考にしてください。

健康長寿のための6か条

 日頃から健やかにいつまでも過ごすために、心がけたい健康づくりのポイントがあります。詳しくは下の資料をご覧ください。

  1. 毎日の生活に運動を取り入れましょう
  2. おいしくバランスよく食べましょう
  3. 口の健康を保ちましょう
  4. 外に出る楽しみを見つけましょう
  5. 認知症を予防しましょう
  6. うつ(こころのお疲れサイン)に早く気づきましょう

 健康長寿のための6か条 [PDFファイル/1.42MB]

セルフケア記録シートで健幸生活をチェックしよう!

 日々行ったことを記録することも、健康を維持するための立派な行動です。

 できたことに〇をつけて、ご自身の状況を確認しましょう。「よく頑張ったなぁ」や「来週はもうちょっと○○をしてみよう」などと自分の状況を振り返る機会にもなります。

 セルフケア記録シート [PDFファイル/481KB]

 

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)