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平成27年度施策方針

印刷ページ表示 更新日:2019年6月4日更新

 このたび町民の皆さんの御支持によりまして町長として松前町の町政を担当させていただくことになりました。

 町制施行60周年という節目の年に、歴史と伝統ある松前町の町政をお預かりすることにその責任と職務の重大さを痛感しております。
 松前町は、4期16年にわたるクリーンな白石町政によって、明るく、活気のある、元気な町に生まれ変わりました。町のイメージも大変良くなりました。白石前町長には、公平、公正な姿勢を貫き、客観的で冷静な判断力を存分に発揮され、強い指導力で松前町発展のために、多大な御尽力をいただきました。その御功績に対しまして、町民を代表して心から感謝を申し上げる次第でございます。
 白石町政のクリーンな精神をしっかりと受け継ぎ、37年間の県庁での行政経験と県幹部職員との人脈を生かしながら、松前町を更に発展させ、町民の皆さんにお約束をした、松前町を、誰もが松前町に住んでいることを誇りに思えるような、成熟した「誇れるライフタウン」にするため、全力を尽くす覚悟でございます。そのため、私は、第4次松前町総合計画を引き続き着実に実施するとともに、次の5つのまちづくりを目指したいと思います。

 まず、「安全・安心なまちづくり」の推進です。南海・東南海地震への備えを始めとする防災・減災対策や快適な生活に欠かせない上下水道の整備などに努めます。

 二つ目は、「安心して子どもを生み、育てることができるまちづくり」の推進です。人口減少対策として、子育て支援を充実させ、若いおかあさん世代が住んでみたい、住んでよかったと思えるような町を目指します。

 三つ目は、「賑わいと活力のあるまちづくり」の推進です。生産基盤の一層の充実や担い手の育成・確保などに努め、地場産業や農水産業の振興を図ってまいります。

 四つ目は、「みんなで支え合うまちづくり」の推進です。町民と行政がそれぞれの責任と役割を分担し、対等な立場で連携し、補完し、協力し合う協働のまちづくりなどを進めます。

 五つ目は、「快適で、文化的で、お洒落なまちづくり」の推進です。これまで以上に住みやすいまちづくりを実現していくため、松前町の特性を生かした良好な景観の保全と創造を図ってまいります。

 これら5つのまちづくりについては、今後議員各位を始め、広く町民の皆さん、殊に女性の皆さんの声をお伺いしながら、具体的施策として肉付けを行い、誇れるライフタウンの実現に向けて、町民の皆さんの「納得」をいただける町政を進めてまいります。
 松前町は、交通の利便性が高く、豊かな水資源とバランスの取れた産業に恵まれ、エミフルMASAKIなどの交流拠点施設が立地するなど、町内で「衣食住」が完結できる町、「ライフタウン」として非常に恵まれた町です。私は、その恵みにあぐらをかくことなく努力を続けることで、一生住み続けたいと思えるライフタウンとして、町の更なる発展があると信じています。
 私は、松前町をより良い町にするため、誇れるライフタウンの実現を目指し、まちづくりに全身全霊で取り組んでまいる所存でございますので、議員各位を始め、町民の皆さんの一層の御理解、御協力を賜りますよう、改めて心からお願いを申し上げます。