板前の父と料理好きの母の影響で、食べること・作ること・食べてもらうことが好きになり、専門学校でお菓子作りを学ぶ。卒業後、パン屋・カフェで働きながら料理の勉強をし、原宿にあった「Annoncook」で店長を勤め独立。現在は、料理研究家として活躍中。“日々のなんてことないごはんが、ちょっとした工夫で美味しくなって、明日の活力になりますように”をコンセプトにしている。
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料理研究家にインタビュー
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更新日:2023年3月1日更新
料理研究家 夏井景子さんへインタビュー

料理研究家 夏井景子さん
食材としてのはだか麦はいかがでしょうか?
私も初めて扱う素材でしたが、試作しての第一印象は、「食感が軽く、香ばしい風味がいいな!」というものでした。これまでにない、ヘルシーでおいしいおやつをつくるのに、最適な素材だと思いました。
使い方のコツは? どのようにアレンジできますか?
まず小麦粉の代わりとして「はだか麦粉」を使用するなら、小麦よりも水をよく吸いますので、少し多めに使用するのがポイントです。焼き上げる際は、火が通るのに少し時間が掛かりますので、クッキーなどならあまり厚くならないようにするといいですね。
はだか麦の食感や風味をより生かすなら、はだか麦の「押し麦」や「はったい粉」を利用するといいでしょう。押し麦は、かんだ時の軽くサクサクとした感触が増しますし、はったい粉を使用すると、はだか麦の香ばしさがより際立ちます。
クッキーやパウンドケーキなどお菓子の材料としては、水分量と火加減に気を付ければ普通に使えます。軽さを生かすなら、チヂミに使うのも面白いですね。その他にもゆでてサラダに掛けたり、スープの具材として入れたりしてもおいしいですよ。
アレンジの際のコツとしては、なるべくバターや卵、香りの強い調味料を使わずに、シンプルに仕上げると、食感や香ばしさを損なわずに楽しめます。
はだか麦の食感や風味をより生かすなら、はだか麦の「押し麦」や「はったい粉」を利用するといいでしょう。押し麦は、かんだ時の軽くサクサクとした感触が増しますし、はったい粉を使用すると、はだか麦の香ばしさがより際立ちます。
クッキーやパウンドケーキなどお菓子の材料としては、水分量と火加減に気を付ければ普通に使えます。軽さを生かすなら、チヂミに使うのも面白いですね。その他にもゆでてサラダに掛けたり、スープの具材として入れたりしてもおいしいですよ。
アレンジの際のコツとしては、なるべくバターや卵、香りの強い調味料を使わずに、シンプルに仕上げると、食感や香ばしさを損なわずに楽しめます。
食と健康について、夏井先生の考えを教えてください。
やはり添加物を使いすぎないように、自然の素材を生かした食を心掛けてほしいですね。といっても、あまり極端にこだわりすぎる必要もないと思います。無理せず、心と体のバランスを整えながら、日々の食生活を楽しんでください。華やかさや派手さに踊らされる必要もありません。日々のなんてことないごはんを大切にしてください。