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第1回義農大賞表彰式を開催しました
令和4年4月23日に松前総合文化センター広域学習ホールで第1回義農大賞表彰式を開催しました。
義農大賞受賞者
義農大賞
全国の165件の応募の中から義農大賞を義農大賞審査委員会で選考した結果、今回の大賞には次の2団体が選ばれました。義農大賞に選ばれた2団体には、表彰盾、活動助成金(各50万円)のほか、副賞として義農味噌株式会社様から「ギノーみそセット」、扇屋食品株式会社様から「珍味セット」が贈呈されました。
(義農大賞審査委員会)
審査委員長:アグネス・チャン氏
審査委員:愛媛大学長 仁科弘重氏、義農作家 早川かずし氏
1 NPO法人ゆめ・まち・ねっと 代表 渡部達也様(静岡県富士市)
NPO法人ゆめ・まち・ねっとは、県庁職員として児童相談所のケースワーカーなどを務めていた渡部様が、行政では1人1人の子どもたちの悩みや痛みに寄り添うことに限界があることを感じ、県庁を退職して設立した団体です。不登校や厳しい家庭環境に置かれている子どもたちのSOSを敏感にキャッチし、これまでにたくさんの地域の子どもたちに必要な支援の手を差し伸べてきました。2004年から活動を開始し、今でも、地域の子どもたちの心の拠り所となる活動を続けています。
2 特定非営利活動法人どんぐり王国 理事長 兵頭信昭様(愛媛県西予市)
特定非営利活動法人どんぐり王国は、西予市宇和町明間地区の山間部で地域の自然を生かし、不登校や引きこもり児や発達障がい者を中心とする、馬・牛・ヤギなど動物の飼育や農業を通じた子育て・就労支援を行っています。また、西日本豪雨災害被災後は、里山保全活動や耕作放棄地の耕作等を行い、担い手不足の地域課題の解決にも取り組んでいます。1990年から活動を開始し、理論ではなく自然体での体験・学びを大切する支援で、これまでにたくさんの子育てに悩む親と子どもたちを支援し続けてきました。
義農大賞地域功労賞
町内で義農精神を体現する活動を行う個人・団体を表彰する「義農大賞地域功労賞」には、「さくら草の会」が選ばれました。義農大賞地域功労賞を受賞された「さくら草の会」様には、表彰状のほか、副賞として松前町商工会様から「松前町商工会共通商品券(5,000円分)」が贈呈されました。
さくら草の会 代表 丸田 信子様(愛媛県松前町)
さくら草の会は、25年間という長い間、ボランティアで義農神社の清掃活動を続けている団体で、活動を続ける中で、子どもから大人まで幅広い層を巻き込んだ活動へと成長させてきました。地元と義農作兵衛を大切にする、地域愛溢れる団体です。
表彰式の様子
義農大賞表彰式では、義農大賞受賞者発表・授与のほか、義農大賞審査委員会審査委員長のアグネス・チャン様による特別講演に加え、新作能「義農」が初披露されました。
義農大賞審査委員会審査員長アグネス・チャン氏による特別講演
新作能「義農」初披露
新作能「義農」(金剛流 能楽師 宇高徳成氏)
新作狂言「おたたさん」
義農大賞受賞者の活動功績動画
義農大賞表彰式で上映した各大賞受賞者の活動に密着して制作した功績動画です。是非ご覧ください。
(松前町公式Youtubeチャンネルにジャンプします。)
1 NPO法人ゆめ・まち・ねっと 功績動画<外部リンク>
2 特定非営利活動法人どんぐり王国 功績動画<外部リンク>
義農大賞特設サイト
義農大賞特設サイトはコチラから → 義農大賞特設サイト<外部リンク>