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伊予神社
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更新日:2018年10月10日更新
五輪塔・経筒・磁器壺 |
昭和44年3月1日町指定文化財(石造美術) |
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主祭神 | 彦狭島命 |
配神 | 愛比売命・伊予津彦命・伊予津姫命・日本根子彦太瓊命・細姫命・速後神命 |
入らずの森の五輪塔
境内社には山之神社・猿田彦神社・厳島神社・竈神社があります。当社は伊予国の国魂神として古くより鎮座し、延喜式内名神大社に列せられています。本殿は流造銅板葺(59.4m2)です。境内西北隅の「入らずの森」に五輪塔があります。明治30年(1897)青銅の経筒6個と、中国宋時代のものと思われる磁器壷2個が掘り出され、社宝となりました。五輪塔3基は鎌倉時代のもので、出土品とともに、昭和44年(1969)松前町有形文化財に指定されました。ここは、かつて別当真常寺(現在の晴光院)の一画であったと伝えられています。拝殿南側には、常に池のように水のたまるところがあり、霊泉といわれていたが今はかれています。また、「入らずの森」の石のくぼみにたまっている水を「いぼ」につけるといぼが消えるといわれています。
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