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「続松前町誌(仮称)」編さん基本方針

印刷ページ表示 更新日:2021年8月30日更新

現在、松前町は、松前町誌の続編の刊行ができるよう準備を進めています。

編さんに着手するに当たり、計画的に編さんができるよう「続松前町誌(仮称)」編さん基本方針を制定しました。制定に当たっては、松前町誌編さん審議会に諮問し、審議会から答申いただいています。

今後、松前町では、この基本方針を基に、町制70周年を記念に町誌が刊行できるよう、町の歩みに関わった方をはじめ皆さんの協力をいただきながら編さんを進めていきます。

「続松前町誌(仮称)」編さん基本方針

1 編さんの趣旨及び目的

松前町誌は、松前町への理解と関心を深め、町民の郷土愛の醸成を図るため、昭和54年11月に刊行された。

その後、現在に至るまでの約40年間、日本では少子高齢化の進行や経済のグローバル化、自然災害の頻発など社会経済環境の大きな変化が起こり、本町でも町民の生活様式や価値観の個別化、多様化が進んだ。

また、全国で市町村合併が進められる中で、1市3町での合併協議の挫折を経て、行財政改革を行いながら町民や企業などと一丸となって、単独でのまちづくりを進め、農業、水産業、商業、工業の均衡のとれた町へと大きく発展を遂げることができた。特に、大型商業施設の誘致は、本町の更なる飛躍の礎を築いた。

この多彩で多動な時代を生き、その歩みに関わった者の高齢化が進むとともに、町に関する貴重な資料も急速に失われてきている。町の歩みを知る者の話を聞き、資料を保全し、これらを町民の財産として後世に伝えることが喫緊の課題となっている。

このため、町の未来へ新たな一歩を踏み出す町制70周年の記念に「続松前町誌(仮称)」(以下「続町誌」という。)を刊行できるよう、計画的に編さんを進めるものとする。

2 編さんの基本方針

(1) おおむね昭和52年以降の町の歩みについて、残されている資料と各分野における関係者からの聞き取りを基に編さんする。

(2) 続町誌は、本編と資料編で構成する。

(3) 編さんに当たっては、町民が参画する機会を創出するとともに、地域の関係団体と連携協力を図り、町民が愛着を持つことができるものとする。

(4) 誌面は、平易簡潔な文体で図や写真を用い、町民が読みやすく身近に感じられるものとする。

(5) 媒体は、印刷媒体のほか、電子媒体も検討する。

(6) 編さん事業により調査し、収集した資料は、将来の活用に向けて適正な保全に努め、広く町民に公開できる体制づくりを進める。

3 編さん事業の期間 

(1) 編さんの事業期間は、令和3年度から令和7年度までとする。

(2) 続町誌は、令和7年度までに刊行する。

4 編さんの手法

(1) 町が所有していない資料の収集、取材、執筆、編集、校正、印刷製本等は、編さん業務に精通した民間業者に委託する。

(2) 委託により作成された素案は、町において監修する。

5 町の体制

(1) 松前町誌編さん審議会

町長の諮問機関として、町誌編さんに関し必要な識見を有する者で組織し、編さんに係る基本方針、事業計画等の基本的な事項を審議していただく。

(2) 町誌編さん協力員

資料の収集の協力、町誌に掲載する内容に関する取材への協力、業者が執筆した原稿の確認と助言等を願う。

(3) 事務局

総務部総務課町誌編さん室に設置し、続町誌の編さんに係る各種調整、庁内の資料収集整理、町民への情報発信等を行う。