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憲章・宣言

印刷ページ表示 更新日:2010年9月13日更新

松前町の憲章・宣言

 松前町は、町としての理念やまちづくりの方向を明らかにするため、そして町民一人ひとりが主体的かつ実践的にまちづくりに参画するために、その「行動規範」、「道しるべ」として憲章を策定しています。
 また、町としての「理念」、「決意」、「方針」などを公式に表明するために各種の宣言をしています。

教育の町宣言 (昭和39年3月19日)

 町制発足以来町民の献身的な努力によって、幾多の困難が克服され、松前町今日の隆盛と今後の飛躍発展が期待されるに至ったことは、誠に感慨に堪えない。
 このときにあたり、更に豊かで明るい郷土を建設して地域社会の福祉に貢献することは、われら町民のひとしく理想とするところである。この理想の実現は、日本国憲法ならびに教育基本法の精神に基づく教育の推進にあるものと確信する。すなわち町民のすべてが教育尊重の理念に徹し、相互の信頼を高め、真理と正義を愛し、自主的精神による健康で文化的な生活を確立するにある。
 ここに我々町民は一体となり、相携えて教育の町たるを宣言し、行政施策の基本を教育におき、総力を結集して大松前町建設の理想の実現と責務の遂行に邁進することを誓うものである。

松前町民憲章 (昭和60年4月1日)

 私たちの松前町は美しい伊予灘に面し、豊かな緑に囲まれた古い歴史と伝統を誇る町です。
 この町に住む私たちは、義農精神と進取の気性を受け継ぎ、豊かで明るくうるおいのある町づくりを願ってここにこの憲章を定めます。

一、私たちは、力いっぱい仕事に励み、活力ある町をつくります。

一、私たちは、スポーツに親しみ、心身共に健康な町をつくります。

一、私たちは、奉仕の心で助け合い、福祉の町をつくります。

一、私たちは、教養と文化を高め、生涯教育の町をつくります。

一、私たちは、思いやりの心を大切に、人情豊かな町をつくります。

憲章碑の画像

人権尊重の町宣言 (平成5年9月24日)

 人は、すべて生まれながらに自由と平等であり、人間として尊ばれ、人間として生きる権利を有している。
 お互いの人権を守って明るい社会を築くことが、町民すべての願いである。
 基本的人権を尊重し、差別のない明るい、住みよい、豊かな町づくりを実現するために、ここに「人権尊重の町」を宣言する。

非核平和の町宣言 (平成6年7月6日)

 真の恒久平和は、人類共通の願いであり、核兵器の廃絶は、広島・長崎の被爆の惨禍を体験した日本国民の変わらぬ願いである。
 また、国際連合第一号決議にも取り上げられ、一昨年九月の第十回非同盟諸国首脳会議で、核兵器の廃絶を最緊急課題に位置づける等、国際世論が高まっている。
 旧ソ連の崩壊とワルシャワ条約機構の解体、アメリカ・ロシアによる戦略核兵器の削減も行われようとしているが、まだ人類を何度も絶滅させる量の核兵器が確保されている。
 日本国憲法に掲げられた恒久平和主義の理念を、住民生活の中に生かし継承して行くことは、地方自治の基本条件の一つであり「核兵器のない世界の実現」が未来を担う子供達に対する責務である。
 よって、松前町は、核兵器の完全な廃絶を求めることを宣言し、一日も早い国際協定の実現を願うものである。
 以上決議する。

愛媛県伊予郡松前町議会