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令和6年度 第7回 寿大学

印刷ページ表示 更新日:2025年1月29日更新

 1月15日水曜日に令和6年度 第7回 寿大学を開会しました。

 今回は第1回でも講師をしていただきました本馬祐子先生に「歌にこめられた思い」と題して人権について講義していただきました。

講師

 童謡の「七つの子」の歌詞にある七つとは7匹ということか、7歳ということかどちらだと思いますか?

と先生の質問から始まりました。

私は、7匹かなと思いましたが、カラスは子供を7匹もうまないとのこと。

しかし、7歳というのもカラスの寿命は7~8年であるとのこと。

実はこの歌には、七五三の風習が関係しているそうで、昔は、今のように栄養のあるご飯があるわけでもなく、3歳まで生きられたら生きてこられた、5歳まで生きられたら育つことができた、7歳まで生きられたら抵抗力もついてこれからはすくすく育っていけるという意味があるそうです。

作詞者である野口雨情が、親の愛情や子供の生きる権利を表した歌だということを学びました。

説明の後は、みんなで七つの子を先生に指導してもらいながら歌いました。

七つの子

 次に、「竹田の子守歌」です。

 この歌は、1970年代にフォークグループの「赤い鳥」が歌って大ヒットしました。

ですが、被差別部落で生まれた歌らしいと囁かれたため敬遠され放送禁止になりました。

実はこの歌は、子守唄ではなく、貧しさの中で奉公している女の子の気持ちを歌っているものなのです。

今は、差別をなくすために歌い継がれています。

話を聞いている