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プラスチック製買物袋の有料化について
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更新日:2020年5月14日更新
プラスチックは、我々の生活に広く浸透し、利便性と恩恵をもたらしてきましたが、世界全体では毎年約800万トンものプラスチックごみが海洋へ流出していると推計されています。このままでは、2050年には海洋における魚の重量をプラスチックごみの重量が上回ってしまうという予測まであります。
このような課題の解決に向け、過剰に使用されるワンウェイプラスチックをできる限り削減することが重要です。
こうした背景を踏まえて「プラスチック製買物袋(いわゆるレジ袋)」の有料化を2020年7月1日から実施することとなりました。全国一律でプラスチック製買物袋有料化が実施されることで、不必要なプラスチック製買物袋の使用削減が一層進むと期待されます。
プラスチック製買物袋有料化の最大の目的は、我々の生活に身近なプラスチック製買物袋有料化をきっかけに、「外出の際は常にマイバックを携帯する」というような国民一人一人の前向きな行動変容に繋げていくことです。プラスチック製買物袋有料化を良い機会として、一人一人が普段のライフスタイルを見直し、不必要なワンウェイプラスチックの削減、ひいては海洋プラスチックごみ問題をはじめとする環境問題解決の第一歩となるよう、是非ともご協力をお願いします。