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子ども環境学園2024
第1回 開講式・Sdgs探検隊 バスで(株)カネシロへ
「松前町子ども環境学園2024」の開講式が、7月27日(土曜日)松前総合文化センター前で行われ、町内の小中学生30名の学園生活がスタートしました。
オリエンテーションの後、紙のリサイクル工場「(株)カネシロ」(松山市空港通五丁目)を訪問しました。
学園生は2グループに分かれて講義「紙リサイクルについて」と「工場見学」を行ったあと、全員で「紙すき体験」を行いました。
講義「紙のリサイクル」では、なぜ紙のリサイクルが必要なのか、なぜごみとして出すときに分別しないといけないのか、回収された古紙はどうなるのか、古紙からつくられた製品にはどのようなものがあるのかなどを学びました。
「工場見学」では、実際に分別・回収された古紙がリサイクルされていく工程を見学しました。学園生は高く積まれた大量のダンボールや紙を運ぶ巨大な重機などに興味を示していました。
その後の「紙すき体験」では、古紙をミキサーで細かくして型枠に流し込み水を切った後、型枠をはずし手ぬぐいで包み水分をとり除いて乾かすなどの工程を行って、オリジナルはがきを作成しました。
今回のSDGs探検隊で学園生からは、古紙がどのようにリサイクルされるのか分かり易く学習することができて面白かったです。紙は分別しないといけないことがわかったので、これからは分別することを心掛けていきたいです。などの感想が寄せられました。
今後、「あかりの教室」、エミフルビオトープでの「自然観察会」、環境教室「地球に優しいお買い物のしかた」などの講座を行います。
「紙リサイクルについて」
「工場見学」
「紙すき体験」
第2回 「あかりのエコ教室」、「LEDランタンづくり」
主催者である当町町民課の渡辺課長による挨拶の後、パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社の三好講師による「あかりのエコ教室」と「LEDランタンづくり」が行われました。
「あかりのエコ教室」では、白熱灯、蛍光灯、LEDの3種類のランプの違いを観察・体験して学び、「LEDランタンづくり」では、一生懸命にパーツから組み立てをして見事完成しました。最後に、部屋の照明を消して、みんなでランタンに灯をつける(点灯式)と、ワーッという歓声があがり笑顔いっぱいの講座となりました。
「あかりのエコ教室」
・身のまわりの電気についてよくわかりました。
・LEDの良いところがわかったので、家で使うものはどんどんLEDに変えていきたいです。
「ランタンづくり」
・組み立てるのはすごく大変だったけど、とても楽しかったです。
・ランタンの点灯式のとき、みんなのランタンが光っていてとてもきれいでした。
などの感想が寄せられました。
第3回 ビオトープ 稲刈り・自然観察会
「松前町子ども環境学園2024」第3回が10月27日(日曜日)にビオトープエミフルで開催され、町内の小中学生23人が参加しました。
最初に、喜安興先生の指導のもとビオトープ内に稲刈りを体験しました。
自然観察会では、平井 屯先生がビオトープエミフルに生息する生物の特性についての講義を行ったほか、実際にそれらの生物を見つける体験を行いました。
今回の自然観察会により、生き物を守っていく大切さと自然の中を散策する楽しさを再認識することができました。
第4回 環境教室「地球に優しいお買い物のしかた」・修了式
愛媛県地球温暖化防止活動推進員 環境省環境カウンセラー中村優理子先生の「地球に優しいお買い物のしかた」の講座では、エシカル消費(人や社会、地球環境や地域に配慮した消費の仕方)や食品ロスについて学びました。
学園生からは、地球のために自分が出来ることをしていきたい。これからは地球環境を考えて上手に買い物もしていきたい。などの感想が寄せられました。
修了式では渡辺町民課長から学園生に「日常の生活の中で講座で学んだことを取り入れ、ごみの減量化や地球温暖化防止などに努めてください。」と修了証書が授与されました。