本文
松前町内においてセアカゴケグモが初確認されましたので、ご注意ください!
令和7年9月22日(月曜日)に特定外来生物「セアカゴケグモ」が松前町筒井の本村筒井墓地で初確認されました。
確認個体(雌8匹)は全てが駆除されましたが、発見場所及びその周辺において別個体が生息している可能性が高いため、セアカゴケグモの疑いのあるクモを発見しましたら直接触らず、殺虫剤で駆除し、町民課生活環境係へご連絡ください。
今回発見されたセアカゴケグモ
写真 愛媛県生物多様性センター提供
セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモパンフレット 環境省 [PDFファイル/434KB]
特徴
セアカゴケグモ
成熟した雌の体長は、約0.7~1cm。全体が光沢のある黒色で、腹部の背面に目立った赤色の縦条がある。
成熟した雄の体長は、約0.3~0.5cm。腹部は白色を基調として2本の黒い縦縞がある。
※毒をもっているのは雌と言われています。
左:雌背面 右:雌腹面
生息場所
日当たりが良く暖かい場所、昆虫などのエサが豊富な場所、適当なすき間がある場所などに生息している場合があります。
例えば、次の場所には生息の可能性があります。
- 側溝の内部や、そのフタの裏
- 屋外ブロック、プランターの底
- 墓石のすき間
- エアコンの室外機の裏や下
習性
通常は攻撃的ではありませんが、触ると咬まれることがありますので、素手で捕まえたり、さわらないように気をつけてください。
咬まれた場合は
- すみやかに医療機関にご相談ください。
- 重症化した場合は抗毒素血清による治療が必要です。
- 咬んだクモの種類がわかるように、できれば駆除したクモを種類の特定と診療のために医療機関へ持参してください。
咬まれたときの症状としては、針で刺されたような痛みを感じ、その後、咬まれた場所が腫れたり、熱く感じたりします。症状のピークは3~4時間で、数時間から数日で軽快しますが、時に脱力感、筋肉痛、頭痛などの全身症状が現れることがあります。