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ヒアリ・アカカミアリに気をつけてください
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更新日:2017年8月3日更新
危険な特定外来生物「ヒアリ」と「アカカミアリ」
これまで存在していなかった危険な毒アリが国内で現れています。
疑わしいアリを発見した場合は決して触らず、早くに町民課生活環境係もしくは愛媛県生物多様性センターまで御連絡ください。
愛媛県生物多様性センター tel:931-8757
特徴
- ヒアリ
- 体長は2.5mm~6.0mmほどで大きさにバラつきがある赤茶色のアリです。
- 南米原産ですが、北米、中国、オーストラリアなどで定着しています。
- 土で大きなアリ塚を作り、集団で生活します。
- 攻撃性が強く、棒などで塚をつつくと、集団でワッと出てきて襲いかかります。
写真:ヒアリ(愛媛県生物多様性センター提供)
- アカカミアリ
- 体長は3mm~5mmほどの小さな赤褐色で、頭部は褐色のアリです。
- 裸地や草地などの開けた環境に生息し、土中に営巣します。
- 刺激するとお尻の毒針で刺される場合があります。
※平成29年7月21日、四国中央市の三島川之江港に陸揚げされたコンテナ内で、県内で初めてアカカミアリが発見されました。
写真:アカカミアリ(環境省提供)
刺された場合は
アルカロイド系の強い毒による痛みやかゆみ、発熱、じんましん、激しい動悸等の症状が引き起こされ、アレルギー性のショックで昏睡状態に陥ることもあります。
刺された毒への反応は人によって大きく異なります。
- 刺されたときは、20分から30分程度安静にし、急激に容体が変化する場合には早くに最寄りの医療機関を受診してください。
- 受診の際には、「アリに刺されたこと」、「アナフィラキシー(重度のアレルギー反応であること)の可能性があること」を伝えてください。